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D級ライダー サンデーレース参戦記

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これは使えるかも

毎度経済関連の当たらない予測ばかりでごめんなさい。
本日も金融政策決定会合の発表を控え パソコンの前で鼻くそをほじりながら妄想しています。
通常 昼過ぎには結果発表→予測どおり→サプライズなし→相場下落もしくは変わらずがいつものパターンですが、本日は なにやら揉めている様子
数時間延期とのニュースも伝わってきています。 利下げや 利下げ そして量的緩和や!
って感じですが、不景気に拍車をかける輸出企業の業績に対して 会議参加者の皆さんは、KYな人たちですから多分据え置き予想です。 てなわけで FXは成り行き売り注文で発表待ちの状態です。 
 ところで、皆さん マスダンパーってご存知ですか?
F1オタクな人たちなら 「あ~ あれね! 2006年に禁止になたやつ…」って感じ 
もしくはイナーターってかなりオタクな人なら知っている マクラーレンのJですね!
そう 本日の話題はイナーターです。 先月号のMotor Fanに詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。

1098R 今年の300kmから8耐で某チームのロガー解析を担当しました。
その際 コーナー立上りで発生するリアアームの振動が原因でアクセルが開けられない
問題が発生しました。 当初 スイングアームやリンク サスペンション等 変更可能な
組合せ及びセッティングは 大体試しましたが、基本的な問題解決には至らなかった
と思います。 ロガーで得られた波形を詳しく見て行くと 通常何らかの要因でバウンド及びリバウンドしたサスペンションはスプリングでその荷重を受け止め(または放出)そして ダンパーでその動きを減速する訳です。もしサスペンションにダンパーがなかったら スプリングの反力でしばらく振動を続けてしまいます。 ダンパーの仕事はこのエネルギー放出に抵抗をつけることで 熱エネルギーに変換 収束スピードをコントロールする所にあります。上記のような問題が発生した場合 ダンパーを強くする方向へセッティングするのですが、今度は切返しが重くなったり 荷重移動に対する路面の追従性が悪くなったりしました。
厄介なことに リアアームの振動は解決できないというオマケつきです。(若干マシになった程度)
他のチームもライダーによってこの問題が発生するようなので、マシン固有の特性が原因と思いました。 それは車体が受け止めるエネルギーをその後放出する際に一方向に集中して発生してしまうのが原因ではないかと考えたわけです。たとえば鈴鹿のスプーンカーブを立ち上がってくる際にリアサスペンションはアンチスクワット効果で、伸びてきますが 旋回Gに押されて安定した状態です。そこから下りながらマシンを起こして行くとGが抜けて サスペンションが伸びるのですが、その際 旋回Gで蓄えられたエネルギーが フレームから放出 スイングアームをネジって振られだすと仮定しました。
これを抑えるために ホイールとスイングアームを重くして加速度を抑えるのが効果的ではないかと思いましたが どの程度重くすれば良いか疑問ですし 重くする弊害はレーシングマシンである以上少なからず出てきます。 そんなこんなで 妄想も諦めていたのですが、この究極のトレードオフ状況に解決策があるような物が イナーターなのです。
前置きが長くなってすみませんね~
スミス博士

考案者のkマルコム・スミス ケンブリッジ大学教授
1991年からウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリングのアクティブ・サスペンション・システムのコンサルタントを務めています。
論文はSynthesis of Mechanical Networks: The Inerter
イナーター1

なんとフライホイールが回転して、サスペンションストロークスピードの加速エネルギーを蓄積 または放出します。 画期的ですね! 速いスピードは殺し 遅いスピードなら助けるような究極の姿勢コントロールが可能です。 でも どの程度溝をつけて フライホイールを回転させるのか? その重さは? ダンパーとの組合せは?誰か作ってくれませんかね~
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やっぱり

「Motor Fan」って・・・(笑)
同じ本買ってるんすね。

  • 19/12/2008
  • 松永 ♦uOp4XImk
  • URL
  • 編集 ]
たまにですが

たまにですが、Motor Fan買いますね~
雑誌を選ぶ基準はその日の気分で結構変わります。
定期購読はRSだけです。 最近はいまひとつな 内容ですが、唯一つ残ったバイクレース専門誌だからです。頑張ってほしいです。 
そういえばこの前 久しぶりにニュートン買いました!(-_-;)
虚数iの記事が購買意欲を掻き立てましたね~
クランクインデックスポジションを計算する時使えそうでしたが、数学力の欠如かな… やっぱり無理・
最近は 松永さんのブログのほうが 科学雑誌より 楽しいです。そういえばずいぶん前にブログで触発されて 伊藤若冲の絵を京都まで見とれに行ってきたんですよ~
影響されやすいでしょ…

  • 19/12/2008
  • K井です。 ♦-
  • URL
  • 編集 ]

確かにK井さんの言うとおりダンパーによるエネルギーの放出も深くかかわっていると思います。
しかし、私が思うに(これでも元自動車メーカーのサスペンション設計開発員)まずは、個々の部品の強度(剛性)と固有振動数が大きく影響していると考えます。
なぜなら、元来オートバイや車のサスペンションの外的入力をすべて検知し換算する事は不可能です。
実際、コーナーにおいて立ち上がりで振られる場合、
スイングアーム&ホイールのばね下部品の固有振動数を変えてやるのが一番効果的ですね!また、タイヤ自体の剛性と固有振動数も大きく影響します。
昔、アメリカで最大のつり橋が風で煽られすぐに落ちたのと同じ現象です。。。。

  • 22/12/2008
  • ヤマキヨ ♦-
  • URL
  • 編集 ]
風による応力

ヤマキヨさん お元気そうで何よりです。
アメリカの吊橋が落ちたシュミレーションは学生の時やりました。当時のエンジニアがどう考えて風による応力を無視した設計をしたか疑問ですが、あれは教科書に出てくるぐらい有名ですね!
イナーターに関してバイク界で認知している人がどれ位いるのでしょうか? 四輪の世界でもマスダンパーは、アロンソが優勝するまで、スプリングに錘をぶら下げた変なサスペンションの効果について 疑問???がいっぱいだったと思います。F1の場合 空力がすべてと言っても良いぐらい重要ですが、姿勢変化で空力に影響が出るとコーナーリングどころではありません…そこで意図した位置に安定させる為の加速度ダンパーがイナーターなのです。
通常のダンパー特性だけでは トレードオフの関係が成立しにくい バイクのリアサスペンションに良い効果が期待できると思うのって僕だけでしょうかね~
誰が乗っても振られにくく 設計者の意図した姿勢へスムーズに落ち着くことが可能だと思いますし、突発的な動きも制御できそうです。が…
まあ ホンダもF1撤退する時代に こんな物試すメーカーがあるとは思えませんが、いろいろな夢を トップカテゴリーの世界では 見せてもらいたいモノです。

  • 22/12/2008
  • K井です。 ♦-
  • URL
  • 編集 ]
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